これまで、日本と留学していたニューヨークでたくさんの録音プロジェクトに参加してきました。
ライブと同じ位、録音は大好きです。
ライブはその時々で生まれる音の連続で、ミュージシャンやオーディエンスとエネルギーを感じることのできる唯一無二の現場です。
代わって録音スタジオでの録音はライブと違い、永遠に残るものを創る『制作』という主旨があり、同じ音楽ではあるもののベクトルが違います。
音を作ることには変わりはないのですが、ミュージシャンと録った音をエンジニアや制作サイド側と作り上げていく過程が大好きなんです。
これまでに、
・ジャズボーカル としてのCD
・ビッグバンドとのCD
・バンドのCDなど
を録音してきましたが、どれも同じ気持ちでチームとなれるその過程を毎回楽しみながらやって来ました。
また、録音には録音に適した歌い方があります。
よりコントロールの効いた歌唱法が必要になります。
完成品を聴いてくださるリスナーのことを思うべき視点も沢山あります。
この辺りも含め、毎回の録音プロジェクトでかなりストイックに探究と実践を繰り返して来ました。
これまでのリーダー作品
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昨年、夫の国のアメリカへ一家で移住する予定でしたので(コロナや情勢の事情で現在は保留中)
それまで通っていただいていたボーカル生徒さんに
「私が最大限お伝えできることは何か?」
を考え抜いた時に、
「CD録音制作をプロデュースすることだ!」
となったことが、本格的にプロデュースを始めるきっかけとなりました。