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ジャズボーカルがCDレコーディングで気を付けるべき3つ

歌であなたのライフステージをプロデュース

River East Productions プロデューサーの東かおるです。

ジャズボーカリストとして日本とアメリカで20数年間活動。

リーダーアルバムは6枚、参加アルバムは多数。

ボーカル講師としては10数年間、600名以上に教えて来ており、プロシンガーや音楽留学生を多数輩出。

2020年コロナ禍でRiver East Productionsを設立。

ジャズボーカルCD録音制作プロデュースを行う。

CDレコーディング、どうやって歌って良いか分からない!

ましてや、ジャズボーカルとなると

  • セッションやライブの様に歌えばいいの?
  • フェイクやスキャットは、好きなシンガーの〇〇のコピーだけどいいのか?
  • 気持ちを一生懸命に込めて歌うべきなの?

など、CDレコーディングとなると分からないだらけですよね。

本日は、レコーディングでジャズボーカリストが知っておくべき事ついてお伝えいたします。

ジャズボーカルがCDレコーディングで気を付けるべき3つ

 

  1. オリジナルメロディーと歌詞をチェック

     

  2. 選曲と歌い方のバリエーション

     

  3. 自分の歌に客観性を持つ

     

1つずつ解説していきます。

1. オリジナルメロディーと歌詞をチェック

ジャズというと自由度が高く即興性のある音楽と言われています。

ジャズボーカルも他のジャンルと大きく違う部分が多いです。

  • メロディーフェイク 
    (作曲家が作ったメロディーを部分的に変えて歌う事)
  • リズムフェイク
    作曲家が作ったリズムを部分的に変えて歌う事)
  • アレンジした譜面で歌う
    (コード、小節数、拍子などを独自アレンジを施す)

など。

 

独自性があることは良いものの、

特にたくさんのシンガーが歌い継がれているジャズスタンダードにおいて、あまりにもオリジナルメロディー・リズムからかけ離れてしまうことは、注意した方が良いと考えます。

ただ全くダメ!

と言っているのではなく、曲を作った方々がいて歌うことが出来ている。

そこへのリスペクトを持つべきだと思っています。

 

私がクライアント様にいつもお伝えしていることは、

”CDレコーディングは一音一句、シビアに曲と向き合うこと”

”オリジナルメロディーをきちんと知った上でフェイクを入れること”

”レコーディング前に再度歌詞検索をすること”

 

CDレコーディング制作となると作詞作曲家への著作権も発生します。

特に歌詞に関しては、安易にネットで検索上位に上がってきたサイトを鵜呑みにすることなく、

しっかりと調べることが必要です。

2. 選曲と歌い方のバリエーション

CDレコーディングとなると、まず最初に必要となる作業が

『選曲』

大好きな曲をいくつか選曲したら、何か雰囲気が似通っている・・・。

よくある事です。

音楽業界となるとセルフプロデユースがある程度必要になりますが、

CDレコーディングにおいては非常に大切な要素の一つでもあります。

自分のことって、意外と未知だったりしますよね。

なので、私がクライアント様にレッスンでよくお聞きすることは、

「ライブやセッションで周りの人から反応の良かった曲はありますか?」

そこにCDレコーディングでチョイスすべき選曲があると考えています。

また、CD収録曲全ての歌い方同じだと途中で飽きてしまいがち。

様々な声のバリエーションが散りばめられるCDになれば、さらにあなたの魅力が増すはずです。

  • テンポ
    (アップテンポ、ミディアム、バラードなど)
  • フィール
    (swing, bossa nova, 8thなど)
  • 調
    (メジャー、マイナー)
  • キー
    (同一キーになっていないか)

などの変化を付けることで声のバリエーションも変わります

また、歌詞の内容も声のバリエーションには大きく役立ちます。

その辺りを参考に、選曲と歌い方のバリエーションを付けてみて下さい。

3. 自分の歌に客観性を持つ

長く歌を楽しまれて来たり、ライブ経験を積まれて来ているからこそ、

次のステップとして、CDレコーディングに興味を持たれていると思います。

セッションやライブ後にはしっかり録音を聴き直すという方でも、

レコーディングとなると訳が違います。

まずレコーディング中はご自身の声をヘッドフォンから聴きながら歌うことになります。

〜The 100% 自分の声!〜

状態です。

そして、レコーディングスタジオのコントロールルームで演奏の確認作業が幾度となく繰り返されます。

この時、なかなかお目にかかれない程の大きさとクオリティーのスピーカーが目の前にあり、

そこから、ご自身の声が大音量で聴こえてくる訳です。

そこにいるスタッフやミュージシャンと一緒になって確認します。

〜The 100% 自分の声!〜

もうご自身の声と逃れようがありません。

それが、CDレコーディングというものなのです。

ここでご自身の歌と”ご対面”されて、心が折れてしまいそうなクライアント様を何度も見てきました。

普段からさらにご自身の歌に客観性を持つ

意外とこの辺りがCDレコーディング時に、何よりもメンタル面で必要だと考えています。

 

本日は、ジャズボーカル がCDレコーディングで気をつけるべ気3つ

  1. オリジナルメロディーと歌詞をチェック
  2. 選曲と歌い方のバリエーション
  3. 自分の歌に客観性を持つ

についてお伝えしました。

ぜひご参考にされてみて下さい。

 

River East Productionsではこれらのポイントをふまえ、半年間に及ぶ特別レッスンを経てレコーディングして頂く、ジャズボーカルCD録音プロデュースを行っております。

River East Productions プロデュース・レコーディング風景

2021年6月からいよいよ第2期をスタートするにあたり、

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