work

第2期CD録音制作プロジェクト経過報告 1

野村友子さん

昨年は3名限定で募集しました

第2期CD録音制作プロジェクトメンバーのレコーディングが

2022年年明けからスタートしました!

約半年間のレッスン&打ち合わせを経て

関西随一の録音スタジオにて

プロのジャズピアノトリオをバックに

録音するプロジェクト。

まず1日目は野村友子さん。

6時間で何と7曲も録り終えました!

 

内容は、珠玉のジャズスタンダード♫

ご自身でアレンジを考えられたり

譜面作成ソフトで譜面も作成されたりと

準備万端で挑んで頂きました!

 

私はタイムキーパー役でもあるので

野村さんの喉や体やマインド面を考慮して

6時間の全体像をイメージしながら

「どうすればベストな声や歌唱を導き出せるか?」

を常に考え判断を下してい来ます。

 

実はプロデュース業は何とも責任があり

緊張の連続でもあります。

よっぽどライブしている方が楽です☺︎

 

でも歌われる方が

これ以上緊張されない様

サポートもするのが私のお仕事。

 

↓コントロールルームの模様
4人のスタッフで行っています

この日は実に堂々たる歌唱と気持ちで

録り終えていただいた野村さんでした。

凛々しくお美しい野村さん☆

CDブックレットに入れる

写真撮影もフタッフが行います。

人生初レコーディングで

物凄い快挙です!!!

 

まずここがクリア出来れば

後は私達制作チームに任せて頂くのみ!

 

・・なんですが

実はここからが正念場なんです。

 

録音したラフミックス音源
(一切手を加えていない録音)

がメールで送られてきます。

 

まずここでシンガーが直面する事。 

・声
・技術面
・発音
・フレーズ
・リズム

 

もうね、全て

「自分自分自分」なんです笑

 

 私・プロデューサー東かおるもたくさん録音してきていますが

練習時やライブ時録音では

一切耳に入らない音まで

スタジオ録音では気になってきます。

 

なぜかと言うと

マイクが違うからです。

 

ライブ時は、ダイナミックマイク

録音時は、コンデンサーマイク

 という違いがあります。

 

・ダイナミックはライブに適しており衝撃や息の”吹かれ”に強いもの。

・コンデンサーは録音や配信に適しておりより繊細な音を拾うもの。

 

ですので、スタジオ録音となると

さらにマイクのお値段もしますし

性能が良い分、繊細な音=声を録ります。

 

よって、これまでライブやレッスン等で

聴こえて来なかった

「裸の自分の声」

とご対面することになります!

 

これがなかなかツライ(ToT)

ですが、スタジオ録音しないと

本当の自分の声には会えないだなんて

「もどかしくて愛おしい・・・

と録音を沢山経験して来ている私は

そう思います(笑)

 

◾️スタジオ録音に向けて準備できること◾️

・常に自身の声を録音し客観的に聴くこと

・なるべく性能の良いマイクで歌った録音を聴くこと

・普段の練習から録音して聴くこと

・録音を想定したボイストレーニングをすること

・録音に精通した先生のレッスンで的確な指導を受けること

 

野村友子さんのこれからの制作過程を

ぜひ応援して下さいね!

 

次回のブログでは

お2人目の録音についてお伝えします。

全ての録音過程が終わった後の記念写真です。

ミュージシャン、制作会社のチームの皆さんと。